あさっての基幹産業

日本の基幹産業の技術に関して考える

モリシステムのための省電力化技法

特開2022-040150

クアルコム,インコーポレイテッド

ニーズ

 コンピューティングデバイスのメモリシステムにおける省電力化が求められている。特に、モバイルコンピューティングデバイスなどの電力消費を削減し、バッテリーの寿命を延ばすニーズがある。

現状

 モバイルコンピューティングデバイスの機能増大により、バッテリーの使用量が増えて頻繁な充電が必要となっている。電圧スケーリングによる省電力化は限界に達しており、次世代の低電力メモリ(例:LPDDR5)も限定的な省電力化に過ぎない。

解決方法

 メモリシステムの省電力化技法を提供する。メモリ要素内に繰り返し可能なデータのパターンが存在する場合、データを複製させる命令とともに、データを1回のみ送信する。これにより、ホストとメモリ要素間のデータ転送量を減らし、電力消費を削減します。コンピューティングデバイス全体の電力消費量を低減させることが可能です。